くるくるパァ

LIPSの田口くんがすごく好きな自認女児 ネタにマジレスだけはやめてください

トレンド?知らん。

スーパーに行って買い物をした。

帰り道にブックオフに寄ってみることにした。

欲しい本があったのだが古すぎたか、無かった。

 

それだけで帰るのも何だかもったいなく感じ、

ドル誌コーナーでも寄ってみることにした。

08年のMyojo3月号という字列だけでも心が躍るものを発見。

手に取ることにした。

 

ドル誌にも様々な種類があるが、Myojoはよく人が連想する様な

ステレオタイプのアイドルオタク向けの雑誌だ。

よって、衣装も私服風でコーナーのコンセプトも現実味を帯びた内容となっている。

 

その為、私の様な二次元の趣向もある人間には正直物足りなく、

Wink upの方が正直読み応えがあるのだ。

 

しかし、14年も前の雑誌。

服装に時代を感じる事ができて非常に興味深い。これはW誌では体験できない。

メンバーから読者へのプレゼントコーナーなんて物も存在。

 

小悪魔agehaに出てきそうなアゲ嬢系ファンも多そうな人気メンバーの

プレゼント、MARSのデカいパールに金色のデカいハートのペンダントの付いた

ネックレスだった。MARSは、今では地雷系のブランドとして路線変更しているが、

これはもう姫ギャル全盛期のMARSだ。幼女心に来る物がある。

 

時代の象徴が時代の象徴のアイテムを持っているだけでも、

平成レトロとして見る価値がある。

 

グラビアのコーナーでは自分の贔屓の衣装を速攻で記憶して

帰宅後すぐに軽くスケッチした。これも非常に面白かったのだ。

 

 

まずスキニーだよね。

スキニー自体は2006頃から細くなっていたなんて本をどこかで見たが、

体に密着しているのかと思う程シルエットが細い。

 

間違いなく、腰位置もかなり低めに設定されているだろう。

 

ラインストーンでスカルのニットは流石に笑った。

デコ電の全盛期で派生してデコDSだのデコPSPなんかが実在した時代だ。

何にでもラインストーンだった。なんだったんだアレは。

 

考えてみれば、ネイルのスカルプがすごく長いのもこの時代だ。

これもキラキラで爪が宝石箱みたいで結構可愛いのだ。

 

そして、セーターみたいなマフラー。

 

見たときになんかこんなんしている奴いたなと思った。

今どこにも売っていない。本当に見ない。

そしてマフラーの幅もほっそいほっそい。一層セーターみたいだ。

今のマフラーの主流は大判の為、比較のしがいがある。

 

いや〜こんな物はもう二度と流行らんだろうと思い帰宅しまとめていると、

MICHAEL KORSが結構最近に肩巻きセーターのスタイルの提案をしていた。

 

この手のコレクションから要素を抜き取って、市販の商品が作られて市場に並ぶ。

もうこんなんマフラーじゃん。

 

そして、日本はファッションの中心であるヨーロッパからかなり離れている為、

元々の文化の流行が遅い傾向にある。

近いうちにリバイバルする可能性もなきにしもあらずという所だ。

15年と考えると、リバイバルの年もちょうど良いくらいだから尚更。

 

それにしても、私は15年前の雑誌に真剣なあたり時代遅れもいい所。

でも、どんな流行っている物でもちょっとしたらすぐに廃れてしまう。

それは明日かもしれないし、一年後かもしれないし。

 

川がやがて必ず海に向かって流れていくことと同じで、

時代遅れはどんな物もかならず自然と訪れる結果である。

そこで、明日どうなっているかわからないもの達を、

流行っているから、周りがそうだからだけで選ぶのはなんて馬鹿らしいのだろう。

 

マフラーから話を発展させた為、こんなことを書くが

私はワンループ巻きが大嫌いだ。

冬になってマフラーをする人が本当に増えたが、

これの良さだけが本当に分からない。

 

特に、大体が大判かつふわふわした素材のマフラーのため首回りが妙に膨張。

自分の感性ではこれが可愛いとは申し訳ないが思えない。

 

結局数年経って仕舞えばこの形のマフラーも、

あの細くてセーターみたいなマフラーと大差なくなってしまうなら尚更のことだ。

そして、そんなセーターみたいなマフラーが形を変えてまたやってくる可能性もあるのだ。

 

どうせ時代遅れになるくらいなら自分の好きな物が流行でいいだろ。

そんな話だ。

 

それ以前に、流行を追うだけの人だったら、私はこんな物の話などしないで

とっとと紅白の出演者のことについてでも書いているだろう。みっともない。

 

”自分が”と考えると非常に馬鹿らしく生産性皆無でつまらない。

何をやっているのだろう、自分は。

 

だってそんな物の話、誰でもできるじゃん。

供給多すぎても逆に面白くないじゃん。

ファンの仲間意識とかマジでしらねぇよ。僕たちはいつから人権を得たのだ?

 

ラクタ漁りが趣味の人みたいになってしまったが。

 

紅白出ようが、将来的に知っている人いたらラッキーくらいに

知名度なんてどんな物でも必ず落ちていくので、結果皆同じゼロに還ると思えば

どうでもいいじゃない。

 

 

それにしても、この手を漁っても

ここ数年の物が殆どで根本的に見ても何も得られない物が殆どのため

久々に非常に心が躍るものを見つける事ができて幸せだ。

 

そういえば、贔屓の読者プレゼントのブランドはCECIL McBEE

時代を感じるブランドのブランド感の薄い白い財布だった。

 

確かにそうだ。私の贔屓のファンであの頃のセシル派とリズリサ派のアンケートを取れば、

軽く7割くらいはリズリサを選ぶ様な人種のはずだ。*1セレクトが天才だ。

 

王子様が良くも悪くも悪気なく枕草子の様に呑気にありとあらゆることを

書くなり喋るなりを本人と色が違う所にいてやるからこそ面白いのだ。

枕草子も言うて宮廷の話であってエレガントの世界なのだから。

まぁ、この話はまたいつかにするとして。

 

コインケースか何かとして活用したいので、

持っている方がいらっしゃったら、どんなにぼろ雑巾状態でも頂けないでしょうか。

 

 

 

 

*1:勿論私も