中途覚醒しました。
小学2年生の私は22歳23歳位の
自担たちを凄いかっこいい存在に見えた。
そんな私が22になった。
LIPSもドンエバも22だ。
LIPSの自担が大好きな為番宣のテレビ誌も
歌披露映像もディスクの不調子で見れなくなったものもあるが全部持っている。
久々にテレビ誌を見たのだが、
LIPSの最初のチュッの部分に対して
俺がやっても需要なしというニュアンスの
自担の言葉がある。
雑誌をネットで発売日を特定して探しくるって買った時は、彼にこういう気持ちを抱かせた僕たちの失敗と言いながら怒り狂っていたのだが、今なら分かる。僕たちの失敗という気持ちはエゴでしかない。
初めて自担を等身大の人間として意識をしたかもしれない。キラキラしたお兄さんに見えた彼にも人らしく悩みがあるってことだ。だからといって何でも許容する訳では無いが、人であるってこと。
恥ずかしくて人に言えなかったことも同担拒否も今思えば初恋に近い感情もあったのかなと思うし女児がプリキュアになりたいと思うノリで憧れていた部分もあった。
誰がなんと言おうと、
俺達がどんなことを言おうと
悩みや発言を止めることは出来ないだろう。
実際にファンは少なかった。
本当に居なかった。
伝説の川崎球場で流しそうめんや麻雀する人達より少ない、全盛期被ってるAPHの中領の方がまだ人いたと例え話持ってくるレベルの為。
本人の馬鹿も無い訳では無いが、
あの当時は仁亀2強だった。
それに加えて、
ラップメンバー扱いと短い坊主の田中が
いてメインはこの3人だった。
それにしても、仁亀2強に対して自分の目立つ見た目と能力で目立つ辺り自己プロデュース能力がずば抜けているのだろう。
その中に無縁そうなお姫様みたいなものがいると、目立たなくなるのも無理は無い。目立つとしても悪目立ちかもしれない。ろくに喋れないし。口を開けばギャグか挨拶で電波もいい所だ。そこがいいのだが。しかし、自己プロデュース能力は皆無と言ってもいい。
私に治安悪いグループに無縁そうな
きらきらお姫様みたいなやつがいることが
性癖になったがこれはもうどうしようもない。
どうにも出来ないことに大して悩んでいた時に、考えすぎだよやきっとうまくよと言ったところですんなりと言葉を受け入れることが出来なかったのかもしれない。勝手に推測するのもナンセンスだが彼を責めるのもナンセンスだ。
そこに等身大を感じて1層好きになったのだが
なんというか、やるせない。
ひとつ言えることは誰のせいでもない。
あーあ……。